ホームページのリニューアルに伴ってホームページからのリンクで音声を聞いていただけるようになりました。
そこで、今までの朗読会での素晴らしい作品の数々を出来れば聞いていただきたいと思い、まずは、私の好きな川上健一作品の出版元にご連絡を差し上げたところ、「音声配信は著作権法の公衆送信権に抵触する」とのことで、許可されませんでした。なるほど、著作権法とは難しいものですね。
私は今、是非連絡を取りたい作家さんがおられます。
お一人は絵本「フーシェ」をお描きになったふくだひでおさんです。新風舎という出版社から2007年に出版された本なのですが、出版社はすでになく、著作権を申請する術がありません。
とても素晴らしい本なので、可能なら全文を、そして、できたら音声もアップしたいと考えております。
もうお一方は、こちらも絵本「氷海のクロ」の原作者、神津良子さんです。出版元は長野にある郷土出版社という会社で神津さんご自身が代表を務められていたのかもしれません。地味ですが、素晴らしい本を出版されていた会社ですが、こちらも今は廃業されたようです。「氷海のクロ」はシベリア抑留時代の収容所を舞台にした話ですが、過去の朗読会で、自身もシベリア抑留でお父様を亡くされているメンバーが語り、感動を呼びました。
アクセス数の限られている私たちのホームページですが、もし、このお二人との連絡手段をご存じの方がいらっしゃいましたらお問い合わせページからご連絡いただけましたら幸いです。